長年にわたり深い溝があるとされてきたラッパーのカニエ・ウェストとドレイクの関係。しかし、ついに雪解けを迎えたようだ。
先日、カニエ・ウェストは自身のインスタグラムを更新。その中には、一緒にカナダで過ごすドレイクの姿が写っている。2人はこの日、レコードレーベルCEOのJ・プリンスと共にミーティングを行ったという。
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さらにその後、ドレイクがインスタグラムを更新。トロントの自宅でミーティングを行う様子を動画で公開した。
絶縁状態だった2人の和解は、先日カニエが、12月7日に行われる彼のイベントにドレイクを正式に招待したことがきっかけだった。
カニエは11月9日、J・プリンスがツイッターに投稿した動画の中で、「ドレイク、君には俺が12月7日にロサンゼルスで開催するイベントにスペシャルゲストとして来てほしい。今年発表した2枚のアルバムをパフォーマンスするんだ。このイベントの目的は、ラリー・フーバーの釈放だ」と、現在終身刑で服役中のギャング創設者ラリー・フーバーの名を挙げて訴えた。
そして、「このイベントなら俺たちの活動を知ってもらえるだけでなく、人がプライドを捨てて一丸となった時に、どれだけたくさんのことを達成できるのか、世界中の人々に証明できる機会になると信じているんだ」と和解を求めた。
カニエとドレイクの確執は何年も前から続いていた。2018年には、カニエがドレイクの息子アドニス君に関する個人情報をラッパー界の宿敵プッシャ・Tにリークしたとしてドレイクが激怒。カニエはこの件を何度も否定していたが、ドレイクの怒りは大きく、和解は難しいとされていた。
カニエとドレイクがそれぞれインスタグラムを更新した後、J・プリンスも自身のインスタグラムに3人横並びで撮った写真を投稿。「昨夜はすばらしい夜だった。ラリー・フーバー・コンサートで歴史を作ろう」とキャプションを添えていた。