ディスカバリーチャンネルにて、俳優ジョニー・デップと、女優で元妻のアンバー・ハードによるドロ沼離婚劇を記録したドキュメンタリー「ジョニーvsアンバー（原題：Johnny vs Amber）」が公開されることが明らかになった。
テレビ制作会社の「Optomen」が2本立てで制作し、それぞれの視点で語られるという。作品の中には双方の弁護士へのインタビューや、元夫妻の身近な人々の証言などが紹介されるだけでなく、2人が記録した膨大な量の映像や音声が登場する。
ディスカバリーチャンネルのエンターテイメント部門責任者クレア・レイコックは、今回の企画について「このシリーズでは、ネット上でファンによって繰り広げられた『#JusticeforJohnnyDepp（ジョニー・デップに正義を）』『#IStandWithYouAmberHeard（我々はアンバー・ハードと共にある）』といったバトルだけでなく、高等裁判所での訴訟についても詳しく紹介しています。Optomen社はその幾重にもかさなるストーリーを、恐ろしくも魅力的な作品に仕上げてくれました」と語っている。
またOptomenのCEOニック・ホーンビーは「この番組では視聴者に対し、裁判所に提出された映像やホームビデオ、メールの内容などを通して、悲劇的なまでに間違った方向に進んでしまったこの結婚生活について貴重で重要な視点を与えます。そして、ドメスティック・バイオレンスという非常に需要な問題をよりよく理解することができるようになっているのです」と述べている。
アンバーがジョニーとの離婚を申請したのは2016年のこと。ジョニーからDVを受けていたと告発した。わずか1年前に結婚したばかりの2人の衝撃的なニュースに、世界中が注目した。
その後、ジョニーがアンバーを相手取り名誉毀損裁判を起こすなど、2人の法廷バトルは4年経った今なお続いている。
「ジョニーvsアンバー」はこの秋、ディスカバリー・プラスにて公開される。
