昨年グラミー賞をボイコットし大きな話題となった人気歌手のザ・ウィークエンドが、第64回グラミー賞にて、ある形でノミネートを果たしたようだ。
ザ・ウィークエンドといえば、去年リリースしたアルバム「アフター・アワーズ」が大ヒットを記録。アルバムと収録曲は数々の快挙を成し遂げ、第63回グラミー賞では、ザ・ウィークエンドが最多ノミネートされるだろうと誰もが予想していたが、まさかのゼロノミネートという結果に。
ザ・ウィークエンドはこれに対し、グラミー賞を「腐りきった不正」とツイート。レーベルに、今後一切自身の楽曲をグラミー賞に提出させないと断言したといい、これから先、一生ボイコットをすると断言。
これに多くのアーティストが賛同。またグラミー賞の「秘密の委員会」とも呼ばれる、アカデミーや委員会とコネクションを持つアーティストを優遇するシステムを大バッシングした。
そんなグラミー受賞をもう望んでいないザ・ウィークエンドだが、なんと第64回グラミー賞にある形でノミネートされている。
今回、最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞にカニエ・ウェストの楽曲「Hurricane」がノミネートされ、ザ・ウィークエンドはこの楽曲にフィーチャリングで参加をはたしている。
さらに最優秀アルバム賞でカニエ・ウェストの「DONDA」、ドージャ・キャットの「Planet Her (Deluxe)」がノミネートされ、ザ・ウィークエンドはこれら2つのアルバムに参加をしていることから、今回「間接的」に3つものノミネートを果たす形となった。
今回のノミネートに関し、本人や関係者はコメントを出していない。
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