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カマラ・ハリス米副大統領、キャサリン妃らが「DV被害者」姿でポスターに! ショッキングな写真とともに、彼女たちが訴えたい大切なメッセージとは・・[写真あり]

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カマラ・ハリス米副大統領と、英ウィリアム王子の妻キャサリン妃の衝撃的な姿がポスターとなって公開され、注目を集めている。

この度、ヨーロッパ内のバス停や建物に掲示されたポスターには、虐待を受けたようなアザや傷をつけ、痛々しい表情をした、誰もが知る有名人女性の顔が掲載されている。これはドメスティック・バイオレンスに対する理解を深め、人々の注意を引きつけるための啓発ポスターだ。

キャサリン妃の顔に大きなアザや傷が!衝撃的なポスターはこちら

登場しているのは、カマラ・ハリス米副大統領、ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃、スペインのレティツィア女王、フランスの政治家クリスティーヌ・ラガルドといった有名人だ。

手がけたのはアーティストのアレクサンドロ・パロンボで、「彼女は告発した。それでも殺された」という作品シリーズの一環として、彼女たちをDV被害者として描いている。

なおこれらのポスターには、「彼女は告発した。でも誰も信じなかった。彼女は一人でその場を去った。誰も彼女を守ってくれなかった。彼が逮捕されることはなかった。こうして、彼女は殺された」という、最悪の事態につながるまでの流れが記されている。

ポスターは現在、ミラノやスペインを中心に掲載されており、今後拡大する予定だ。

アレクサンドロ・パロンボはこのポスターの目的について、「弱い立場への暴力の問題に関して、政治の対応が悪いことに注目し、被害者への支援や保護システムがいかに効率的でないかを主張すること」としている。

さらにアレクサンドロは、「暴力を受けた女性が、告発したにもかかわらず、制度によって守られず、結局殺されてしまう。それなのに、なぜ女性は暴力を告発しなければならないのか?そのような制度を、被害者である女性が信じ切ることができるのだろうか?」と、現在の問題点を指摘している。

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