マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でドクター・ストレンジ役を務めている人気俳優のベネディクト・カンバーバッチが、待望の新作『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』の再撮影を行なっていることを語り、その理由を明らかにした。
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ベネディクト・カンバーバッチが演じるドクター・ストレンジは、2016年の単独映画でMCUデビューを果たし、その後、『マイティ・ソー バトルロイヤル』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場。そして、サンディエゴ・コミコン2019にて、『Doctor Strange In The Multiverse Of Madness(原題)』が正式に発表された。サム・ライミが監督がメガホンをとるこの作品、プロットの詳細などはまだ不明だが、タイトル的にマルチ・ユニバースの懸念を深く掘り下げた作品になると思われている。
[PR]ベネディクトは最新のEmpire誌とのインタビューの中で、本作の再撮影を行なっている理由について語った。「現在、再撮影の真っ只中。この映画の可能性を最大限に発揮するために、スケジュールを組むのにとても苦労している。僕たちは、より良くしたいと思っているし、そのほかにも物流や新型コロナウイルスなどの理由でどうしてもできなかった部分があるんだ。それが原因で制作が遅れたんだよ」と述べた。
「再撮影」と聞くと、何か良くないことが起こったのか、出来が悪かったのかなど否定的な意味合いとして捉える人も多いが、彼はファンにより良い作品を届けたいという思いで再撮影に挑んでいるようだ。
『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』は、2022年5月6日に米公開予定。また、ドクター・ストレンジはマーベル最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に登場することでも期待が高まっている。
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