今年3月に持ち上がった、ヘンリー王子とメーガン妃の長男アーチー君がまだお腹の中にいたころ、王室メンバーから彼の肌の色を懸念する声があがったという疑惑。このたび、この発言の主がチャールズ皇太子である可能性が高いことがわかった。
これは、11月23日(火)に発売されたクリストファー・アンダーセンによる著書「Brothers And Wives: Inside The Private Lives of William, Kate, Harry and Meghan」の中で、信頼できる情報筋からの話として明かされたものだ。
この情報筋が語ったところによると、2017年11月27日、ヘンリー王子とメーガン妃が公式に婚約を発表した日に、チャールズ皇太子がカミラ夫人に「彼らの子供はどういう見た目になるんだろうね?」とたずねていたという。
これに対しカミラ夫人はややおどろいた様子で、「ええ、間違いなくかわいらしいでしょうね」と答えたそうだ。
するとチャールズ皇太子は声を低め、さらに「2人の子供たちの顔の色のことだよ?」とたずねたとされている。
チャールズ皇太子の代理人は、この記述についてThe Postに対し、「これはあくまでもフィクションであり、これ以上コメントに値するものではありません」と語っている。
なお、アーチー君の肌の色を懸念する発言があったと暴露されたのは、今年3月に放送された、大物司会者オプラ・ウィンフリーによるメーガン妃とヘンリー王子へのインタビューでのことだ。この中でメーガン妃は、「ハリー(ヘンリー王子)と家族間の会話の中で、『アーチー君の肌の色がどのくらい濃くなるのか』という発言があった」と語ったのだ。
一方、クリストファー・アンダーセンは著書の中で、チャールズ皇太子の好奇心からくるこの発言が、王室内の陰謀をたくらむ人々によって、まるで人種差別的発言であるかのようにねじ曲げられた可能性があると指摘している。これにより、ヘンリー王子とメーガン妃の耳に入るころには修復不可能なまでに有害なものになっていたというのだ。
このインタビューが放送された直後、事態を重く見たウィリアム王子が、「我々は人種差別的な家族ではない」と異例のコメントを出していた。