俳優のジョージ・クルーニーが、過去のバイク事故について当時の心境を語るとともに、事故現場にいた野次馬たちを批判している。
ジョージ・クルーニーは2018年、イタリアにて生死に関わるほど大きなバイク事故を起こしていた。
当時、映画の撮影でイタリア領サルデーニャ島を訪れていたジョージは、時速120kmで道路を走行していた。すると突然、彼の前に割り込んできた車と衝突。ジョージはぶつかった車を飛び越えて20フィート(約6メートル)ほど投げ出されたのち、地面に叩きつけられたのだ。
これだけの大事故にもかかわらず、幸いにもジョージは軽症で済み、数日後には退院している。
この度「The Sunday Times」のインタビューに答えたジョージは、事故直後について「死を覚悟した」としながらも、「今はすっかり元気だ」と回復をアピールした。
さらにジョージは、当時事故を目撃していた野次馬たちを非難。ジョージによると、彼らは現場を動画におさめることに夢中で、手助けをしようとしなかったという。
「多くの人々の目にさらされて、『自分はこの場で人生を終えるのか』なんて覚悟している瞬間でさえ、一部の人々にとってはフェイスブックに載せるためのネタでしかなかったんだよ」と、当時感じた虚しさを明かしたジョージは、「一人ひとり連れてきて、揺さぶってやりたい」と怒りをあらわにした。
ジョージは自身のことを、「基本的にポジティブな人間」だと表現したが、その時ばかりは、「自分がエンターテイメントになっている」ということに怒りを覚えたそうだ。
なお、事故直後に応じたインタビューにて、ジョージは妻アメルから、将来的にバイクに乗ることを一切禁止されたと明かしている。
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