人気ファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの第一作が公開されてから、早いもので20年近くが経とうとしている。
そんな中、この映画に出演していた俳優のイアン・マッケランとヴィゴ・モーテンセン、そしてこの作品そのものに関する、ある興味深い事実が明らかとなり、ファンたちをざわつかせている。
きっかけは、ポッドキャスト番組などで司会をつとめるデヴィッド・チェンが発信した「ヴィゴ・モーテンセンは今や、イアン・マッケランが『ロード・オブ・ザ・リング』を撮った時の年齢を上回っているんだよ」というツイートだった。
イアンがガンダルフ役として『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影に参加したのは60歳のとき。一方、同作でアラゴルン役を演じていたヴィゴは現在63歳。なんと、当時のイアンの年齢を3歳も上回っているのだ。
公開から20年経っていることを考えると当然のことなのだが、いまだ色褪せない作品のキャラクターがすでに歳を重ねていること、当時は若々しかったアラゴルンが、いつの間にか老人のイメージが強いガンダルフの年齢を上回っていたことに、ファンたちは衝撃を受けたようだ。
デヴィッド・チェンのツイートはすでに5000件を上回るリツイートがなされ、「いいね」も同じくらい寄せられている。
またこのツイートのコメント欄は、「うそだろ!?」「聞きたくなかった…」「どうしてこんな仕打ちができるんだ…」と、あまりに速い時の流れにがくぜんとする人々の声であふれかえっている。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズはJ・R・R・トールキンの小説「指輪物語」を原作としたファンタジー冒険映画三部作。同じ時期に公開されていた『ハリー・ポッター』シリーズと合わせて日本国内でも大ヒットを記録し、『ロード・オブ・ザ・リング』は国内興行収入90億円を突破した。