世界的大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公ハリーの天敵ドラコ・マルフォイ役を演じたトム・フェルトン(34)は、実は主人公ハリー役になる可能性もあったようだ。
シリーズの第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が今年で20周年を迎えたことを記念し、監督を務めたクリス・コロンバス(63)が、マルフォイ役のトム・フェルトンのキャスティングにまつわる裏話を明かした。
Draco Malfoy is set up as one of the series' 'bad guys' from the very start, but he remains a fan favourite. Tell us your favourite thing about the Slytherin Seeker 💚 pic.twitter.com/CwU6wjHTw4
— Wizarding World (@wizardingworld) October 11, 2021
今でこそマルフォイ役でおなじみのトムであるが、映画関係者の多くが、なんとトムを主人公のハリー・ポッターにすることを望んでいたという。
「トムはすばらしい俳優だったから、髪を染め、額に傷跡を再現し、眼鏡をつけて演じさせてみようと思ったんだ。そして彼はハリー・ポッターの演技を見事にこなしてみせたよ。でも、最大の問題は、11歳の子供が髪を染めていることがとても不自然だったことなんだ」
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トムがハリー役を逃した最大の理由は、意外にも髪色だったのだ。加えて、クリスはトムの悪役としての資質についても語っている。
"Well, well, what brings you here Potter?" – Draco Malfoy pic.twitter.com/5sITEJtg8a
— Wizarding World (@wizardingworld) September 6, 2021
「元々、トムは悪役を演じるのにぴったりだと思っていたんだ。彼はマルフォイ役がとても上手だったから、それを見逃すわけにはいかなかった。彼がマルフォイを演じるべきだと思ったよ」
また、主役のハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフ(32)のキャスティングについては、「夜中にテレビ番組を見ていたとき、2~3シーンだけ登場していたダニエルを一目見て、『彼こそハリー・ポッターだ』と直感した」と、当時をふり返った。
They might be sworn enemies at Hogwarts, but there are 5 ways that Draco mirrors Harry: https://t.co/jZd1wjE2gz pic.twitter.com/O4HqRxwLqD
— Wizarding World (@wizardingworld) August 31, 2016
原作ファンも納得の不朽の名作映画が生まれた背景には、製作陣の見事なキャスティングがあったようだ。
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