キアヌ・リーブス主演『マトリックス』シリーズ。最新作『マトリックス レザレクションズ』の公開に先駆け、キアヌは現在、プロモーションで各インタビューに応じている。
その中で彼は、1999年に公開された『マトリックス』の脚本草稿からトランスキャラクターがカットされたことをを認めた。
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『マトリックス』に登場するスウィッチというキャラクターは、マトリックスの世界では女性、現実では男性が演じることになっていたという。Entertainment Weekly誌のインタビューで、キアヌは「スタジオはその準備がまだできていなかったんだと思うよ」とコメントした。
また『マトリックス』シリーズに携わってきた監督リリー・ウォシャウスキーは、過去のインタビューで「社会はその準備ができていなかった」と語っている。実際、『マトリックス』でスウィッチという役は女優のベリンダ・マクローリーが演じていた。
現在は、さまざまな映画でトランスジェンダーのキャラクターが登場し、どのように描かれているのか注目が集まることがあるが、1999年当時は、映画でキャラクターを登場させることさえ、相当な困難があったようだ。
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『マトリックス レザレクションズ』は、『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーがメガホンをとる。伝説の1作目の続編として物語が展開するが、ネオやトリニティー、仮想世界＝マトリックスはどうなっているのか、まだ詳しいプロットは明らかにされていない。日本での公開は、12月17日（金）に決定しており、なんと全米公開の12月22日に先がけての公開となる。
