人気歌手で女優のレディー・ガガ。彼女は新作映画『ハウス・オブ・グッチ』に出演し、ニューヨーク映画批評家協会による「最優秀女優賞」を受賞した。
この投稿をInstagramで見る
『ハウス・オブ・グッチ』は、2000年に出版されたサラ・ゲイ・フォーデンの著書「ザ・ハウス・オブ・グッチ(原題:TheHouse of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour,and Greed)」が原作。レディー・ガガはこの映画でマウリツィオ・グッチの元妻パトリツィア・レッジアーニを演じた。そして人気俳優のアダム・ドライバーが、マウリツィオ・グッチを演じ、監督は『エイリアン』『グラディエーター』などで知られるリドリー・スコットが務めた。
本作は、共演者のジャレッド・レトがまるで別人の見た目を披露し、レディー・ガガもアクセント習得に9ヶ月ほど費やしたことから、演者の「役作り」に注目が集まった作品でもある。
しかしレディー・ガガのアクセントに関しては、アクセントコーチが「イタリア語よりもロシア語に聞こえる」と断言し、ネットでも酷評されている。ちなみにジャレッド・レトのアクセントも「まるでマリオみたいだ」という声が相次いでいた。
そのほか、ガガの演技についてThe Postの記者は「彼女は顔の表情やアクセントに集中しすぎてしまったことに、キャラクターに魂や純粋さ、そして弱さがない」「まるで『Paparazzi』のミュージックビデオを3時間ループで見ているようだった」とつづっていた。
そんな中での今回のガガの受賞。驚いたファンも少なくないようだが、一方で「ガガの本作での演技は賞に値する」と考える批評家も多くいることが、今回の受賞で証明された。
tvgrooveをフォロー!