イギリス王室のウィリアム王子が、2013年にチャリティーイベントで披露した、歌手テイラー・スウィフトとのコラボパフォーマンスについて振り返っている。
ウィリアム王子が登場したのはApple Fitness+による健康番組「Time to Walk」のクリスマス・スペシャルだ。
この中でウィリアム王子は、2013年にケンジントン宮殿で開催されたチャリティーイベント「Centrepoint Winter Whites Gala」にて、テイラー・スウィフトにステージに上げられ、ジョン・ボン・ジョヴィとともに「Livin’ on a Prayer」を披露した際のできごとを語った。
【動画】Prince William sings with Jon Bon Jovi and Taylor Swift
「もう10年近く経つのか。この話をする時が来るなんて思いもしなかったよ」と語り始めたウィリアム王子は、「このチャリティーイベントは、若いホームレスを支援するためのもので、僕も長い間気にかけて参加していた。1年に1回のイベントだからと訪れたその日、ジョン・ボン・ジョヴィやテイラー・スウィフトもパフォーマンスすると聞いてすごくおどろいたんだ」と振り返った。
そして、「ジョン・ボン・ジョヴィのパフォーマンスを見ようと、席に着いて『これで、今日の仕事は終わりだな。すぐに夕食だろうし、その場で数人と会話をして、そのくらいだろう』なんて考えていたんだ。次に何が起こるかなんて、その時の僕は何も知らなかった」と続けたウィリアム王子は、「僕はテイラー・スウィフトの右隣に座っていた。ジョンが最初の曲を終えると、少し休憩があったんだ。その時だよ、彼女が僕の腕を掴んで、『来てウィリアム、上がって歌おう!』って言ってきたんだよ」と、スペシャルパフォーマンスの舞台裏を明らかにした。
当時のできごとについて、ウィリアム王子は8年経った今でも信じられないという。
「今でさえ、当時何が起こっていたのかわかっていないんだ」と語ったウィリアム王子だったが、「でも正直な話、テイラー・スウィフトに見つめられて、腕を掴まれて、『来て』なんて言われてみなよ。まるで子犬になったように、『わかったよ、すごくいいアイデアだね。ついていくよ』なんて考えるようになってしまうんだから」と、テイラーの押しに負けたことを告白していた。