イギリス王室のウィリアム王子が、亡き母ダイアナ元妃との思い出を語った。
タイムズ紙が報じたところによると、ウィリアム王子は今回、Apple Musicの企画「In Time to Walk」に参加。
エリザベス女王の所有地であるサンドリガムを散策したウィリアム王子は、自身と弟のヘンリー王子が幼い頃、母である故ダイアナ妃がドライブ中にティナ・ターナーのヒット曲を口ずさんでいたというエピソードを明かしたという。
散策の中で「強烈な記憶としてあって、ずっと耳に残っていて、今でも聴いている1曲があるんだ。ティナ・ターナーの『The Best』だよ」と語ったウィリアム王子は、涙ながらに「車の後部座席に座って、みんなで一緒に歌うんだ。本当に家族を感じられる時間だった」と懐かしい思い出を振り返った。
なお、ダイアナ元妃が交通事故により亡くなったのは1997年のこと。ウィリアム王子は当時15歳だった。
そんなウィリアム王子は母との思い出について、「僕の母は、ドライブ中によく大声で歌っていたんだ。セキュリティが同乗しているときでさえ、同じように歌うんだから。学校に送っていってもらう時は門のギリギリのところまで歌っていて、僕たちはそれを聴いていたんだよ」と語っていた。
ウィリアム王子によると、キャサリン妃との間に授かった3人の子供たちも、故ダイアナ元妃の音楽への愛を引き継いでいるという。「ほぼ毎朝っていってもいいくらい、シャーロットとジョージがどの曲をかけるかでケンカしているよ」と、ほほえましいエピソードを明かした。
「In Time to Walk」はリスナーに精神的、肉体的な健康を促すため、著名人が過去を振り返る企画だ。
ウィリアム王子のトークは12月6日(月)から公開される。
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