歌手マリリン・マンソンからのデートDVを告発していた女優のエヴァン・レイチェル・ウッドが、過去にマリリン・マンソンから8歳になる息子ジャック君に「性的暴行を加える」と脅されていたことを明らかにした。裁判資料を入手したThe Daily Mail紙が報じている。
この発言は今年4月、エヴァン・レイチェル・ウッドが、元夫ジェイミー・ベルとの親権争いの裁判の中で提出した申告書に記載されているという。
この資料によると、ウッドはマンソンからの脅迫を受け、防弾ガラスの窓や鉄製のドア、フェンスを設置するなど、自宅のセキュリティを強化するとともに、ジェイミー・ベルが住むロサンゼルスからナッシュビルへ転居することを余儀なくされたという。
書類の中にはウッドの証言として「ロサンゼルスにいる間、息子の安全を常に気にかけていました」とつづられており、2006年から2010年まで交際していたマンソンに言及した上で「あの攻撃的な人物を非常に恐れていたのです」と付け加えられている。
さらに、「私は彼の手によって、精神的にも肉体的にも悲惨でトラウマとなるような傷を負わされました。証言した私や息子、家族に対し危害を加えて報復しようとするのではないかと心配しています」と続いていた。
ウッドがマンソンからのDVを告発したのは今年2月のこと。
Vanity Fair誌のインタビューにて、「彼は私が10代の頃から手なずけ始め、何年にもわたってひどい虐待をしてきたの」と告白したウッドは、「私は洗脳され、服従するように操られたわ。報復や誹謗中傷、脅迫に怯えて生きるのはもうやめにしたい」と語った。
マンソンは現在、ウッドを含む10人以上の女性による、性的虐待や人身売買の告発をめぐり調査を受けている。
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