映画『パール・ハーバー』などで知られるジョシュ・ハートネット(43)。90年代から2000年代前半にかけ、数々のハリウッド話題作に出演してきた彼は、「次のレオナルド・ディカプリオ」とも呼ばれるほどの存在だった。そんな彼は、なぜハリウッドを去ってしまったのだろうか?
ジョシュは先日、オーストラリアの朝の番組「Sunrise」に出演し、ハリウッドから離れたことについて語った。彼は、自分の心を整理するために、ハリウッドのメジャー作品から身を引いたのだという。「幸いなことに、僕は人生の早い段階で気づくことができたんだと思う」「いい家庭を築いて、ワイルドで素晴らしい映画作りができるのは、とても名誉なことだ」とコメントした。
ジョシュは最近、低予算の映画やTVプロジェクトのみに参加している。一方で、news.com.auの取材に対し『ブロークバック・マウンテン』などいくつかの大きなプロジェクトに参加しなかったことを後悔していると語った。
『ブロークバック・マウンテン』はヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが共演し、数々の映画賞を受賞した話題作だ。ジョシュは「(この映画に)出演する予定だった。だけど、『ブラック・ダリア』の撮影契約があったから、降板することになった」と理由を告白。また過去のインタビューで、話題作に出演するのをやめた理由の一つとして「誰も信用できなかった」と明かしていた。
現在、3人の父であるジョシュは「子供たちからあまり離れられないから、小さな映画に出演するようになったよ」と語っている。また、以前は自分の望む役が見つかったらそれを手に入れるチャンスがあったが、現在は、その役のために戦わなければならないと話し「それは悪いことじゃないよ。むしろやりがいがあるからね」と、キャスティングの際の変化についても語った。