俳優のトム・ホランド(25)が、過去の「30代でスパイダーマンを演じたくない」という発言について、その真意を明らかにした。
来年日本でも公開されるマーベルの新作映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のプレスツアー中、過去のインタビューで“30代でスパイダーマンを演じていたいとは思わない”というような発言をしたことについて尋ねられたトムは、「言うことすべてがいつも誤解され、実際に真実を話す人はいないという完ぺきな例だよね」と回答。発言が意図しない方向に解釈されてしまったと述べた。
【動画】あの発言の真意を説明するトム・ホランド(該当シーンは約3分頃~)
トムいわく「もし30歳になってもスパイダーマンを演じていたら、何かまちがったことをしたしていると思うかも」と答えたのは、自身がスパイダーマンを演じるということは、ほかの役者の機会を奪ってしまうことでもあり、それだとスパイダーマンであることの意味を変えてしまうのではないかと考えたからだという。トムは皮肉交じりにこう語っている。
「スパイダーマンはもっと多様性を取り入れることができる。女性キャラクターでもよいし、どんな可能性もあるんだ。僕が言っていたのはこういうこと。それを変えてくれた記者さんにはホントに感謝しているよ」
トムはまた、自身にとってスパイダーマンはかけがえのない存在であるとも主張している。
「スパイダーマンの未来がどうなるかはわからない。自分がその一部になれるかどうかもね。スパイダーマンはずっと僕の中で生き続けているし、(プロデューサーの)エイミーやスタジオがスパイダーマンの次の章がどのようなものになるか模索したがっていることもわかっている。(制作が)僕と一緒に実現するのなら、それはとてもワクワクすることだけど、もし僕が立ち去るときなのであれば、誇りを持って別れを告げるよ」
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2022年1月7日(金)全国ロードショー。