キアヌ・リーブスが、映画『スピード』の続編に出演しなかった理由を赤裸々に告白している。
『スピード』は、1994年に公開されたアクション・スリラー映画。キアヌ・リーブスが主人公ジャック・トラヴェンを演じ国内外で大ヒットをおさめた。
そんな『スピード』の続編となる『スピード2』は1997年に公開された。ヒロインのアニー役、サンドラ・ブロックは前作から続投したが、キアヌは参加せず、パートナー役はジェイソン・パトリックが引き継いだ。
『スピード2』は、豪華クルーズ「シーボーン・レジェンド号」が舞台。ハッカーが客船の操縦システムに侵入。巨大オイルタンカーに衝突させようとする計画を、アニーとジェイソン・パトリック演じるアレックスが阻止するべく奮闘する。
そんな『スピード2』のオファーを、キアヌはなぜ断ったのか。最新インタビューにて、彼がその理由を明かしている。
今週、トーク番組「The Graham Norton Show」に出演したキアヌは、ともにゲスト出演したジャック・ホワイトホールから、続編へカムバックしなかった理由を問われ、「当時、僕はこの脚本に魅力を感じなかったんだ」と正直に告白。
さらに、「サンドラ・ブロックとは一緒に仕事したいと思っていた。これは本当。ジャック・トラヴェンというキャラクターも、『スピード』という作品も愛していた。でも、『クルーズ』って?」と、作品の舞台に疑問を抱いたことを明かした。
そして、「この作品にたずさわったクリエイターたちを責めるつもりは全くないよ。ただ、当時の僕はこのストーリーが正しいとは思えなかったんだ」と付け加えている。
なお、番組の中でキアヌはサンドラについて、「すばらしい人物であり、アーティストだ」と敬意を表した。
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