歌手のテイラー・スウィフトが、2001年に発表された3LWの楽曲「Playas Gon’ Play」の歌詞を盗用したとする著作権侵害訴訟の破棄を求めていた問題で、この要求が連邦判事によって却下されたことがわかった。New York Times紙が報じている。
この訴訟はもともと、2017年に作詞家のショーン・ホールとネイサン・バトラーが、テイラー・スウィフトの楽曲「Shake It Off」にて、「Playas Gon’ Play」の歌詞を盗用されたと訴えていたものだ。
【動画】3LW – Playas Gon’ Play
【動画】Taylor Swift – Shake It Off
ショーン・ホールとネイサン・バトラーは、「Shake It Off」の歌詞「Cause the players gonna play, play, play, play, play / And the haters gonna hate, hate, hate, hate, hate.」が、「Playas Gon’ Play」に登場する「“Playas gon’ play / And haters, they gon’ hate」から盗用されたものだと主張している。
カリフォルニア州中央地区連邦地方裁判所のマイケル・フィッツジェラルド判事は、テイラー側の弁護人による最終弁論について、「強力なものだった」としながらも、要求は却下する判決を下した。
また、マイケル・フィッツジェラルド判事は、テイラー側の専門家が、「Shake It Off」と「Playas Gon’ Play」の違いを区別するための様々な要素について「説得力のある議論」を行ったと述べている。
今後、この著作権侵害裁判を進行させないようにするためには、テイラーと作詞家側が金銭的な合意に至り、和解する必要がある。
Page Sixはこの件について、テイラー側と3LWの双方にコメントを求めたが、返答は得られていない。