人気ラッパーのトラヴィス・スコットが、2022年に開催される人気音楽＆アートフェス「コーチェラ」のラインナップから外れたと報じられている。
世界中から毎年60万人もの音楽好きが集結する「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル（通称コーチェラ・フェス）」は、毎年4月頃に開催される大規模音楽＆アートフェスティバルだ。
昨年は、人気ラッパーのトラヴィス・スコット、人気歌手フランク・オーシャン、人気バンドのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがヘッドライナーで開催されると発表されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期に。
何度も再延期されたが、ついに2022年に、昨年予定されていたトラヴィス・スコットと、レイジ・アゲインスト・ザマシーンを迎え開催されることが決定した。フランク・オーシャンは2023年のヘッドライナーになると伝えられている。
しかし、Varietyの報道によると、トラヴィス・スコットは2022年の「コーチェラ」のヘッドライナーから外れたという。
同メディアは、「情報筋によると、スコットの長年の代理人であるカーラ・ルイス・グループのカーラ・ルイスは、スコットがヘッドライナーを務める予定だった案からスコットを引き上げる意向を伝え、キャンセルのためのフィー（通常25％）を支払うことを伝えた」と報じているが、別の関係者はスコットの代理人が出演することを試みており、その際には出演料を完全に放棄することを申し出ているとも伝えられている。
トラヴィス・スコットといえば今年11月はじめ、自身が主催するフェス「Astroworld Festival」で、ステージ前方に観客が押し寄せパニック状態になり、10人もの観客が死亡。多くの人々が負傷し、現在何百もの訴訟が起こされ、その多くがパフォーマンスを中断しなかったトラヴィスを相手取ったものである。
