※この記事はドラマ「ホークアイ」のネタバレが含まれています。
映画『ブラック・ウィドウ』にてフローレンス・ピュー演じるエレーナが、「ホークアイ」に登場するような演出がされたことは、実は「ホークアイ」スタッフにとってもサプライズだったようだ。
『ブラック・ウィドウ』のポスト・クレジットシーンでは、エレーナがホークアイことクリント・バートンを追跡するシーンが描かれた。これは、現在「ディズニープラス」で配信されているドラマ「ホークアイ」にもエレーナが登場するという布石だったのだ。
そして、この布石は映画が公開されるまでトップシークレットとされ、「ホークアイ」の脚本家たちさえも知らなかった。
そんな中、唯一この演出を知っていたとされる「ホークアイ」主筆脚本家のジョナサン・イグラが、The Hollywood Reporterのインタビューに応じ、舞台裏を明かした。
ジョナサン・イグラによると、彼は『ブラック・ウィドウ』の公開前、マーベル社社長のケヴィン・ファイギに呼び出され、映画の中でエレーナとホークアイがリンクするシーンが描かれることを聞かされたという。
しかし、ジョナサンはこのことをずっと秘密にしておかなければならず、そのうえで「ホークアイ」にさりげなくエレーナを登場させるよう、他の脚本家たちとともにストーリーを考えなければならなかったそうだ。
インタビューの中でジョナサンは、「ケヴィン・ファイギから聞かされたことを、ほかの脚本家たちと共有してはいけない期間があったんだ。そんなことは他にもたくさんあって、守り抜くのが大変だった」と語り、「自分なりにベストを尽くしたよ。ぼくは仲介者としては正直でありたいと思っていて、『誰にも言わないで』って言われたことに対して、たとえぼくが『他の脚本家たちも知っておいた方がいいのにな』と思ったとしても、『言わないで』には理由があることを信じて、秘密にし続けたんだ」と続けた。
そんな苦労のうえで制作された「ホークアイ」第4話では、いよいよエレーナが登場。ホークアイは彼女から命を狙われることになる。
最新作「ホークアイ」は、毎週水曜日17時にディズニープラスで独占配信中。
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