レオナルド・ディカプリオは、メリル・ストリープのヌードを望んでいなかったのか。最新作『ドント・ルック・アップ』の監督がインタビューで明かしている。
このたびSunday紙のインタビューに答えた『ドント・ルック・アップ』の監督アダム・マッケイは、この作品で女優のメリル・ストリープがヌードを披露することについて、俳優のレオナルド・ディカプリオが「目玉とするには大きすぎる」と反対したと明かした
『ドント・ルック・アップ』にて、ストリープは大統領のジェニー・オルレアン役を演じている。この中でストリープが背中のヌードを披露するシーンがあるのだが、実際には代役が立てられていたという。
アダム・マッケイはストリープについて、「彼女は大胆不敵だ」と評価。続けて「そう、これはあくまでも代役がやることなんだ。でも、ある人物が反対した。レオ(ディカプリオ)だよ。彼はメリルのことを映画界の女王のような目で見ている。映画史の中でも特別な存在だと考えているんだよ」と、ディカプリオがメリルを尊敬しすぎるがあまり、ヌードに反対していたことを明かした。
さらにマッケイは、「ディカプリオはたとえ一瞬でも、メリルの裸を見るのを嫌がった。彼に言われたよ。『本当に必要なシーンなのか?」ってね。だから僕はこう言った。『これはオルレアン大統領だ。メリル・ストリープじゃない』って。メリルはまばたきもせずに受け入れていたよ。話題にすらしなかった」と、ストリープの動じない姿勢をたたえた。
何十年も前から「女優、メリル・ストリープ」の存在を知るディカプリオにとって、彼女がヌードを見せることには抵抗があったのだろう。
そんなディカプリオは先日、ストリープとの共演について、「緊張していた」と明かしている。
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