人気俳優のベン・アフレックが、現在は主役よりも脇役を演じることに興味があると語った。
ジョージ・クルーニーが監督の新作『The Tender Bar(原題)』への出演が決定しているベン。彼はこれまで数々の話題作に出演し、監督&脚本家としてもキャリアを積んでいる。そんな彼は『アルゴ』『ザ・タウン』『ゴーン・ガール』など数々のヒット作に主演し、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じた。
しかし最近、ベンは俳優としてのキャリアを少し変更し、アダム・ドライバー、マット・デイモンらと共演した『最後の決闘』では脇役として出演した。ベンはTHRとの新たなインタビューで、今の時点でなぜ脇役を演じることを選択しているのか、その理由について述べた。
「主人公である以上、こうしなきゃいけないとか、あれをしたらダメだとか、ある種、本質的な美徳が存在しなければならない。じゃないと、観客はキャラクターに共感する可能性がなくなって、1億ドル失うことになると思われてしまう」と語ったベン。さらに「自分が主人公でない映画で役を演じることは、自分に似ていることなんだ」とつづけた。
ベンは、脇役に徹したいという思いがあるようだが、今後公開されるいくつかの映画では主演を務めている。2016年の『ザ・コンサルタント』の続編で主演を務めることが決定しており、また『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で知られるアナ・デ・アルマスと共演し、交際のきっかけにもなった『Deep Water(原題)』の公開も控えている。
『Deep Water(原題)』はエイドリアン・ラインが監督を務め、小さな町に住む夫婦の愛のない結婚生活を描いている。この夫婦は、妻が家族と別れない限り恋人を作ってもいいという取り決めの中、結婚生活を続けるというストーリーだ。本作でベンとアナは夫婦役を演じている。ファンは期待を高めているが、劇場公開予定表から外されたと報じられている。