ブラッドリー・クーパーが、『アリー/スター誕生』で共演したレディー・ガガに心動かされたことについて振り返った。
俳優としてキャリアを積んできたブラッドリーは、2018年に本作で初めて監督を務めた。レディー・ガガを主演に迎えたこのプロジェクトは、批評家や観客の間で大成功を収め、複数のアカデミー賞にノミネートされた。
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ブラッドリーは最近、Variety誌が企画したリドリー・スコット監督との対談を行い、あの有名なシーンについて振り返っている。
「彼女と仕事をしていて、シンプルなようで驚いたことは、僕のキャラクターがアリーを初めてステージに立たせるシーン。ああ、この人は本当に今まで一度も舞台に立ったことがないんだ・・って心の底から信じたよ。『彼女は一体どうやって、この人は2万人の前に立ったことがないんだということを、監督であり、そのキャラクターである僕に信じさせることができたんだろう』って思ったのを覚えている。本当に驚かされたよ」とブラッドリーは当時の心境を明かした。
『アリー/スター誕生』で女優としても注目を浴びたレディー・ガガ。彼女は、新作映画『ハウス・オブ・グッチ』で主演を務めパトリツィア・レジャーニを演じている。彼女はすでにニューヨーク映画批評家協会による「最優秀女優賞」を受賞した。
『ハウス・オブ・グッチ』は、2000年に出版されたサラ・ゲイ・フォーデンの著書「ザ・ハウス・オブ・グッチ(原題:TheHouse of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour,and Greed)」が原作。レディー・ガガはこの映画でマウリツィオ・グッチの元妻パトリツィア・レッジアーニを演じた。そして人気俳優のアダム・ドライバーが、マウリツィオ・グッチを演じ、監督は『エイリアン』『グラディエーター』などで知られるリドリー・スコットが務めた。