人気海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」や、その続編「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」のミスター・ビッグ役で知られる俳優のクリス・ノース(67)。彼は先日、2人の女性から性的暴行を告発されていたが、ここへきて新たな女性が彼を告発した。これでクリスを告発したのは、3人目となる。
30歳の女性、エヴァ(仮名)は2010年にミッドタウンのレストランのバックオフィスにて、クリスから無理やり性行為を迫られたことをデイリー・ビースト紙に語った。
「最初、私が『ノー』と言うのが聞こえているのは宇宙で私一人だけのように感じました」と語ったエヴァは、先日同じくクリスを性的暴行で訴えた2名の女性の申し立てをThe Hollywood Reporter が掲載したことで、自身も公に名乗り出ることを決意したという。
デイリー・ビースト紙によると、エヴァは18歳の頃、女優としてのキャリアを支えるためにタイムズスクエアにあるイタリア料理店「ダ・マリーノ」でホステスとショーチューンシンガーとして働いていたのだという。当時55歳だったクリスは、この店を酔っ払った状態で訪れ、二人でデュエットを歌い、さらにエヴァは彼のテーブルにつき、彼女のキャリアや故郷のトロントについて話していたのだという。クリスは、彼女を引き寄せながら「僕はカナダの女性が大好きなんだ」と繰り返し話した。そして彼女の体を触って彼の下半身を押し付けてきたのだという。
その後、レストランが閉店した午前1時ごろに、エヴァはマネージャーから「バックオフィスでお金を払う」と言われ、コートとお金を取りに行ったそうだ。そうすると、クリスがバックオフィスの電気を消したのだとか。「彼はまるで私たちが意図的にこっそりと、一緒に出かけたかのように振る舞ったのです」とエヴァは語っている。
そしてクリスはエヴァにキスをし始め、デスクに押し付けられたのだと言う。そして彼が彼女の股間に指を入れたときに、タンポンをしていたため、エヴァは「そこで(行為が)終わることを期待していた」と話した。しかし、クリスは彼女が生理が終わったのかどうか尋ねるだけで、体を触り続けたのだという。その後、エヴァは腕と脚で彼を押し返すように椅子へと移動し、別の場所で会うように説得。その後、彼女は逃げ出すことができたのだという。
クリスの代理人はエヴァの主張に対し「完全なでっち上げだ」と真っ向から否定。「クリスはこの人物が誰なのかまったく知りません」とコメントしている。