米人気歌手ケイティ・ペリーが、若手アーティストの台頭について個人的な想いを明かしている。
2008年にリリースした「I Kissed a Girl」で鮮烈な印象を残したケイティは、以後、「カリフォルニア・ガールズ」「ファイアーワーク」「ロアー」など、発表する曲が次々とヒット。アメリカを代表する若手女性アーティストのひとりとして一時代を築き上げた。そんなケイティも今年で37歳。彼女の音楽に影響を受けた新世代の歌手たちが次々と登場していることについて、ケイティ自身はどう感じているのだろうか。
【動画】ケイティ・ペリー「I Kissed a Girl」MV
Out Magazineのインタビュー取材にて、近年、若手アーティストたちにインスピレーションを与えていることについてどう思うか聞かれたケイティ。本人いわく、過去にリリースした楽曲の“アイコニックな歌詞”が新たな歌の中で言及されているのを見ると「年を取った気分になる」という。
現に、18歳のシンガーソングライターであるオリヴィア・ロドリゴは楽曲「brutal」にて、「私の“ティーンエイジ・ドリーム”はどこよ?」とケイティがかつて発表した楽曲タイトルを歌詞に盛り込んでいるほか、女性歌手フレッチャーは、楽曲「girls girls girls」でケイティの「I Kissed a Girl」をサンプリングしている。
【動画】オリヴィア・ロドリゴ「brutal」MV
【動画】フレッチャー「girls girls girls」MV
「物事がなつかしくなる?なんですって?昨日のことのように感じるわ。特に『あら、子供の頃よく聞いていたの』って、子供がいる完全な大人みたいな人から言われたときはね」と冗談交じりに語ったケイティだが、その一方で自分の音楽が新たな世代に親しまれ続けているのは「すばらしい」ことだとも述べている。
「音楽がまだ(人々の)心に響いているということだもの。(歌の)メッセージがいまだ人々にとって真実ということよ。楽しい!そのスタンプを押してもらえてうれしいわ」