FILMS/TV SERIESNEWS

『スパイダーマン』トム・ホランド、実は小心者だった彼を救ったのは、あの“アベンジャーズ”女優だった! プレッシャーに追い詰められたトムを救った言葉とは・・?

トム・ホランドと、エリザベス・オルセン FILMS/TV SERIES
トム・ホランドと、エリザベス・オルセン

俳優のトム・ホランドが、ハリウッドでキャリアを築くうえでの、プレッシャーについて明かしている。

主演をつとめる最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のPRをかね、「GQ」誌のインタビューに答えたトム・ホランドは、俳優という世界に足を踏み入れたきっかけと、新たなプロジェクトに参加することへの不安や恐怖を告白した。

「子どものころ、自信があるように見せかけていた。あれは全部ウソだったんだ」と語ったトムは、「本当のところ、内心は『ああ神様、怖くて仕方がない』って気持ちだった」と、つねに不安と闘っていたと明かした。

そんな不安を落ち着かせるため、トムは自分自身に、「楽しみで興奮している」という気持ちに集中するよう言い聞かせていたという。

当時についてトムは、「そんなとき、とってもありがたいアドバイスをもらったんだ。『緊張して体が固まっているときっていうのは、興奮して体が固まっている時と同じ状態なんだよ』って」と振り返った。

このアドバイスは役に立ったものの、力を入れすぎるあまり、かえって燃え尽きたような状態になったというトム。そのためプライベートと仕事の区別があいまいになってしまったそうだ。

そしてちょうどそのころ、マーベル作品で複数回共演していたエリザベス・オルセンの言葉に救われたという。

「彼女のくれたアドバイスはすばらしかった。『ノーって言っていい。それで十分伝わるから』って言ってくれて」と語ったトムは、この一言で、無理だと感じる時ははっきりと断ることの大切さを学んだという。

このアドバイスが実際に彼を救ったことがある。2017年、トムはシリーズ1作目『スパイダーマン:ホームカミング』をPRするため、世界中を飛び回っている真っ最中だった。

中国の記者会見に参加した時のことだ。トムの体調には限界が訪れていた。最終的にトムはステージを降り、嘔吐してしまった。

「『仕事を無事に終えなければいけない』ってプレッシャーに押しつぶされそうだった」と語ったトムは、「その時初めて、『ノー』って言った。『ぼくはもう全力を尽くした』ってね」と、エリザベス・オルセンのアドバイスに従ったエピソードを明かした。

tvgrooveをフォロー!