人気歌手ブリトニー・スピアーズの父ジェイミー・スピアーズは、娘からさらにお金を請求しようと考えているようだ。
ブリトニー・スピアーズといえば、13年前から健康問題を理由に、父親であるジェイミー・スピアーズが法的な後見人に。しかし、父親は権力を利用し、ブリトニーを働きづめにし、さらには結婚させない、子供を作らせないために体に避妊リングを入れさせるといった虐待的行為をしていたことが明らかに。ブリトニー側は裁判で父親が後見人から外れるよう訴え、今年ついに父親が後見人から解任。ブリトニーは晴れて自由の身となった。
そんな中、父ジェイミーはブリトニーに「彼の弁護士費用を払い続ける」よう要求していると報道。ブリトニーの弁護士はこの要求を「忌まわしいもの」と呼んでいる。
Varietyによると、ブリトニーは13年間の期間中、ジェイミーの弁護士費用を支払い、また過去4年間は父親の後見人から抜け出そうとしながらも、自身の弁護士費用を支払わなければならなかったという。
請願書には、ジェイミーの進行中の受託者責任に関する訴訟にかかる費用を、ブリトニーの財産から弁護士に支払うことを求めていると記載され、また報告書によると、彼の弁護士は1時間あたり約1,200ドル(約14万円)を請求しているという。
請願書にはさらに、「ブリトニーとジェイミーの望みどおりに、ブリトニーが人生をコントロールできるよう、成年後見人制度を迅速かつ効率的に終了しなくてはならず、(そうするためには)ジェイミーの弁護士費用を迅速に支払う必要があります」と書かれているという。
ブリトニーの弁護士マシュー・ローザンギャルトは、要求に応えて声明を発表。「(ジェイミー・)スピアーズ氏は、ブリトニーから数百万ドルを保護者として獲得し、弁護士にさらに数百万ドルを支払いました。これらはすべて、ブリトニーの仕事と苦労して稼いだお金からのものでした。成年後見人制度は終了し、スピアーズ氏は停止されました。そのような状況下では、彼の請願は法的に無益であるだけでなく、忌まわしいものです。これは、娘を愛する父親がすることではありません」と父親ジェイミーの行動を痛烈に批判した。