全世界に店舗を持つ、ファストフードチェーンのマクドナルドが、日本でのフライドポテトの販売を制限することを発表した。
日本には現在、2,900ものマクドナルド店舗が存在する。12月21日(火)、マクドナルド社はそのすべての店舗において、MサイズとLサイズのフライドポテトの販売を休止すると発表した。販売休止は12月24日(金)からとなる。
日本マクドナルドホールディングスは、この休止の原因について、バンクーバーの港が洪水により水浸しになりになったこと、新型コロナウイルスの影響で物流網が世界的に不安定になっているためだとした。現在、代わりの流通手段を模索している最中だという。
現在のところ、休止期間は12月24日(金)から31日(金)までとされている。なお利用できないのはMサイズとLサイズのみで、Sサイズはこれまで通り購入することができるという。
今回の販売休止により影響を受ける「バリューランチ」「バリューセット」などセットメニューのポテトについては、Sサイズに変更され、50円値引きして提供されるそうだ。なお、開店から午前10時半までの「朝マック」で提供されているハッシュドポテトの販売には影響はないという。
同社がこの発表を行って以降、SNS上では、「ポテトLのないマックはマックじゃない」「今すぐポテトLが食べたくなった」「食べられなくなる前に行かなきゃ」といったコメントが相次いでおり、消費者の間で戸惑いが広がっている。
実はマクドナルド社がフライドポテトの販売を制限するのはこれが初めてではない。
2019年にも、冷害にともなうポテトの収穫量不足のため、同社がフライドポテトの販売量やメニューを減らして対応したことがあった。
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