人気ドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」で主演をつとめる、歌手で女優のセレーナ・ゴメス。今回、ショーランナーとキャスティング・ディレクターが、同作にセレーナ・ゴメスを起用した理由を明かしている。
「マーダーズ・イン・ビルディング」は、ニューヨークの同じマンションに住む犯罪ドキュメンタリーオタク、メイベル(セレーナ)と、2人のおじさんたち(スティーヴ・マーティン、マーティン・ショート)が、マンション内で起きた殺人事件を解決するべく、奮闘する物語。同ドラマはディズニーの動画配信チャンネル「ディズニープラス」で配信されている。
[PR]今回「Vanity Fair」のインタビューに答えたショーランナーのジョン・ホフマンとキャスティング・ディレクターのティファニー・リトル・キャンフィールドが、主要キャストにセレーナと2人の大御所コメディアンを採用した理由を明かした。
メイベルのキャラクターについて、ジョン・ホフマンは、彼女が異なる世代のニューヨーカーたちと衝突する様子を描きたかったという。そんなジョンは、ディズニー・チャンネルのドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」でのセレーナの演技を絶賛。彼女こそがメイベルにふさわしいと直感が働いたそうだ。
インタビューの中でジョンは、「このドラマは、古いものと新しいものの融合のもとに成り立っている」と語り、「長年活躍する大物コメディアン2人と、現代のニューヨークの象徴とするようなものをぶつかり合わせながら、現代的なものと古典的なものをいかに融合させるのか、これが全体のテーマだった。セレーナの名前が浮かんだとき、彼女がピッタリだと思った。セレーナの『ウェイバリー通りのウィザードたち』の演技を見ていると、彼女が独自の感性を持っていること、ウィットの中にもドライさがあることを感じたんだよ」と、セレーナ起用の裏側を明かした。