最新主演作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が大ヒットを記録している俳優トム・ホランドが、かつて出演した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)での超ハズカシイNGシーンについて、ふりかえっている。
映画評論サイト「Rotten Tomatoes」のインタビューに応じたトムは、先輩“アベンジャーズ”と共演した『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影裏話を告白。自分のミスが原因で、ある戦闘シーンを台無しにしてしまったことを明かした。
【動画】『アベンジャーズ/エンドゲーム』特別映像(該当シーンは0:33秒頃~)
『エンドゲーム』の終盤、クリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカは、最凶最悪の敵サノスと激闘を繰り広げるも、その圧倒的な強さから苦境に追い込まれることに。万事休すかと思いきや、正にそのとき、“指パッチン”により消失していた仲間たちが帰還。ソーのハンマーをキャッチしたキャプテン・アメリカは、「アベンジャーズ アッセンブル(集合)!」と声高らかに唱えると、大勢の仲間たちと再びサノスに立ち向かっていく。
このシーンが大好きだというトムだが、じつはこのシーンでNGを出していたことを告白。クリスが「アッセンブル!」と号令をかけると同時に、みんなで叫びながら敵に向かって突進していくという演出だったのだが、トムはクリスと微妙に距離が離れていたため、彼の声が聞き取りづらかったのだという。
その結果、トムはクリスが「アッセンブル!」と言う前に「ああーーー!」と叫びながらひとり敵地に向かうというNGを出してしまうことに。いまではすっかり笑い話となっているようだが、トムは当時について、「30フィート(約9メートル)ぐらい走って、ふり返って、子供時代のヒーローたちのところに歩いて戻って、『みなさん、ごめんなさい。ヘマしました』って言わなきゃいけなかった」と発言。顔から火が出る思いだったことを明かしている。