英エリザベス女王の次男アンドルー王子の裁判で、ある意外な人物が証言を行う可能性が出てきた。
アンドルー王子は現在、少女に性的暴行を加えた疑惑で裁判を起こされている。これは原告のバージニア・ロバーツ・ジュフリーさんが、17歳のころ、アンドルー王子に少なくとも3回、性的虐待をされたと訴えているもの。なおアンドルー王子は当時、未成年者の性的人身売買をあっせんする組織を運営していた大富豪ジェフェリー・エプスタイン氏(2019年、拘留中に死亡)とつながりをもっていたとされている。
そんな中、原告側が証言を得ることを検討しているのが、エリザベス女王の孫であるヘンリー王子の妻、メーガン妃だ。
バージニア・ロバーツ・ジュフリーさんの弁護人デイヴィッド・ボワ氏は、今回メーガン妃の名を証人として挙げた理由を明かしている。
デイヴィッド・ボワ氏はDaily Beastに取材に対し、理由は3つあるとし、「1つ目に、彼女が米国在住であり、司法権限が及んでいること。2つ目に、彼女がある一定期間、アンドルー王子の近くにいて、彼の行動を見ていた可能性があること。もし見ていなかったとしても、彼について話す人々の話を聞いているかも知れない。そのような関係から、アンドルー王子に関する重要な情報を持っている可能性が高い。そうでなくても、何かしら情報を保持しているだろう」と語り、「3つ目に、彼女であれば確実に真実を語ってくれること。この3つのチェックボックスを埋められるのはメーガン妃しかいない」とメーガン妃の証言を強く希望した。
一方、ボワ氏はメーガン妃への要請について、「これはまだ話題にのぼっている段階で、決定事項というわけではない」とも語っている。
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