運営していた演劇学校の生徒から、セクハラで訴えられていた俳優のジェームズ・フランコが、4年ぶりに沈黙を破った。
このたびラジオ局シリウスXMの番組「The Jess Cagle Podcast」に出演したジェームズ・フランコは、これまで口を閉ざし続けた理由に加え、セックス依存症と闘ってきたことや、2016年から治療を続けていることなどを赤裸々に明かしている。
番組の中で司会者から沈黙し続けた理由を問われたジェームズは、「(セクハラを告発された)2018年、世間にはぼくを批判する記事があふれて、非難の声もたくさん受けた。そんな中で、当時はとにかく黙っていたほうがいいと判断したんだ。今は何も話すべきではない。怒ってる人たちの声を聴く時だってね」と語り始めた。
「脚本家のデーモン・ヤングが言っていた。『こういうことが起こったとき、人は何とかしてやめさせたいという本能が働く。ただちに出て行って謝ってしまいたいと思うだろう。でも、根本的な問題は謝罪では解決しない。なぜそんなことをしてしまったのか、自分を見つめなおして考えないといけないんだ。1晩でできることではない』って。だから、自分のやるべきことをした。4年という時間の中で、だいぶ自信がついたよ。以前は薬物中毒の治療もやっていたんだけど、他にも依存症と向き合わなければいけなかった。この回復していく経験をいかしながら、自分を変えてきたんだ」と、騒動をきっかけに自分を見つめ直していたと告白した。
さらに2016年から治療しているというセックス依存症について、「あんなに強力なドラッグはないよ」と述べると、当時はアルコールに手を出さないためにセックスをしていたこと、相手の気持ちを考えず、自分勝手にふるまってきたことを激白した。
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