歌手ブリトニー・スピアーズは、成年後見人制度が始まる前から家族にコントロールされていたのだろうか。かつてのバックダンサーが証言している。
12月22日(水)、インスタグラムを更新したのは、かつてブリトニー・スピアーズのバックダンサーをつとめていたアンソニー・ガルザだ。彼は2004年、ブリトニーの「Onyx Hotel」ツアーなどに同行していた。
アンソニー・ガルザはインスタグラムに投稿した長文の中で、ブリトニーの兄ブライアン・スピアーズについて、コンサートの合間にブリトニーが家で孤立するよう仕向けるため、ブリトニーの友人との予定をキャンセルしていたと告発した。
「当初から、バンクダンサーたちは全員がドラッグテストを受けさせられ、ブリトニーとの接触は最小限にするよう言われていた」と語ったアンソニーは、「彼らはぼくたちに言ったんだ。『もしブリトニーに予定を聞かれても、断りなさい』『もしブリトニーにどこか一緒に行こうと言われても、ついて行ってはいけない』ってね」と続けた。
そんなアンソニーによると、ある晩ブリトニーから、ダンサーたち全員で自宅に遊びに来ないかと誘われたことがあったという。
ところが、「ブリトニーの兄から、予定をキャンセルされたこと、ブリトニーはその晩家族と過ごすこと、ブリトニーから電話がかかってきても、決して出てはいけないことを伝えられた」と、ブリトニーではなく兄から予定をドタキャンされたことを明かしたアンソニーは、「だからぼくたちは行かなかった。電話にも出なかった。ブリトニーは家で1人で過ごしたんだ」と付け加えた。
なお翌日、ブリトニーはあらわれなかったダンサーたちに怒りを向けたという。ダンサーたちが経緯を説明すると、その怒りはより一層強まったそうだ。
そしてブリトニーは「私をコントロールしないで」と兄に直接抗議。兄をダンサーたちに謝罪させ、ダンサーたちは別の日に改めてブリトニーの家を訪れたという。
アンソニーは当時について、「とってもステキな夜だったし、ブリトニーもやさしい、いい子だった」と振り返っている。
この告発を受け、Page Sixはブライアン・スピアーズ側にコメントを求めたが、現時点で返答を得られていない。