スウェーデンの企業「Dsruptive Subdermals」が、コロナのワクチンパスポートを表示させるためのマイクロチップを開発し、話題となっている。
Insiderが報じたところによると、この開発されたマイクロチップは皮膚に埋め込むことができ、スキャンするとコロナのワクチンパスポートが表示されるのだという。このマイクロチップの大きさは約2ミリ×16ミリほど。
同会社の代表取締役はAFPに対し、「私は腕にチップを埋め込み、チップにコロナのパスポートがあるようにプログラムしています」とコメントした。さらに実際に携帯電話でチップをスキャンし、EUデジタルのコロナパスポートの証明書の詳細全てを示すPDFを表示させることを実演してみせた。
「たとえば、私が映画館に行ったり、ショッピングセンターに行ったりするとき、たとえ携帯電話を持っていなくても、人々は私の詳細を確認することができるのです」と語った。このチップは、スマートフォンで触れた時にだけ起動するそうで、誰かの位置を追跡するためなどに使うことはできないという。
また証明書の内容を更新するために取り出す必要はないという。「インプラントの更新は簡単で、携帯電話のアプリを使ってチップの情報を変更することができます」とのことだ。
皮膚の下に埋め込む費用は100ユーロ(約12,900円)。このアイデアは非常に新しいものに感じるかもしれないが、すでにスウェーデンでは何千人もの人々がマイクロチップのインプラントを受けるために署名をしているそうだ。
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