ディズニーランド・パリの象徴、「眠れる森の美女のお城」がこれまでより輝かしく、きらめきをパワーアップさせてリニューアルオープンした。
「眠れる森の美女のお城」はこれまで、修繕のため一年近く休業していた。そして再び、ゲストの元に戻ってきたのだ。
この修繕には事前準備に2年間もかかったという。そして新たに公開された城には、10種類のピンクを使用。さらに金で作られた葉が4,100枚散りばめられている。
After 12 months of renovation, Sleeping Beauty Castle is once again open at Disneyland Paris! ✨ Learn more about how Imagineering teams and monument experts helped this icon shine brighter than ever, just in time to celebrate its 30th Anniversary: https://t.co/8pdPmRuvGF pic.twitter.com/8QeRET35FE
— Disney Parks (@DisneyParks) December 22, 2021
Nice to see some things that are back like the wooden staircase at the back of the Castle #disneylandparis pic.twitter.com/5V3wLBmysz
— PixieDust (@Pixiedust_be) December 25, 2021
ウォルト・ディズニー・イマジニアリング・パリのアートディレクター、トレイシー・エックは、公式ブログの中で今回のリニューアルオープンについて、「これほどの大規模な改修は初めてでした。これから先の城の構造がより強固であるよう、手を加えています」とつづり、「チーム全員でこれほどの改修を行うのに、1年近くかかりました。ペンキ職人、電気工事士、金箔職人、瓦屋根職人など、様々な職業の人々の高い技術が集約されています」と続けた。
【動画】リニューアルの工程をおさめた動画
さらに「今回このプロジェクトで幸運にもコラボレーションできた仲間の中には、歴史的なモニュメントにしか携わらない企業もありました」と付け加えたトレイシー・エックは、「彼らがこのプロジェクトにサインした際、我々は気がついたのです。彼らが『眠れる森の美女の城』を、歴史的建造物として見てくれていると。これはとても感動的でした」と、契約当時の心境をつづった。
50,000時間を要したという今回の大改修では、1200リットルものペンキや、19,900枚ものカスタムタイルが使用されたという。
「眠れる森の美女の城」の高さは約43メートル、高さ55階分のビルに相当する。またその重量は15トンにのぼると言われている。