マーベル・スタジオが新たに手がけるオリジナルドラマシリーズ「シー・ハルク(原題)」に、「デアデビル」のマット・マードック(演:チャーリー・コックス)が登場する可能性について、マーベル社CEOのケヴィン・ファイギが言及している。
今月はじめ、ケヴィン·ファイギは、「デアデビル」のマット・マードックが今後MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でデアデビルの役を再演すると認めたことが話題に。
かつて、チャーリー・コックスと「ザ・ディフェンダーズ」で共演した女優のジェシカ・ヘンウィックによると、コックスはずいぶん前から、自分がデアデビルとして再登板することを承知していたと明かしている。
そしてファイギは、もしデアデビルが他のMCU作品に参加するとしたら、「シー・ハルク」となるかもしれないとほのめかしている。
昨年12月に開催された、ディズニーの投資家向けイベント「Disney Investor Day 2020」にて、ファイギは監督カット・コイロとアヌ・バリアによる、とてもおもしろい新シリーズが進行中であることを発表。
この作品について、「178cmという長身、さらに緑色の肌を持ちながら、プロとして認められ、世界を導こうとする女性の物語」と説明、タイトルは「シー・ハルク」であることを明かした。
さらにファイギは「(主人公の)ジェニファー・ウォルターズ(演:タチアナ・マスラニー)は、スーパーヒーロー向けの法律事件を専門とする弁護士なので、エピソードごとにどんなマーベルキャラクターが登場するかわからない」と、この作品へのマーベルヒーローたちのゲスト出演をほのめかした。
そして、今年に入り、マーベル社がコックス演じるマット・マードックと、その他のキャラクターに関する権利を取り戻したことから、ファンの間では「シー・ハルク」のシリーズへの登場に期待が高まっている。弁護士同士であるマードックとウォルターズの共演の可能性も十分にあるだろう。
「シー・ハルク」は2022年、ディズニープラスで配信予定。