『ダラス・バイヤーズ・クラブ』などで知られる監督のジャン=マルク・ヴァレが、12月26日に亡くなった。58歳だった。
Deadlineの報道によると、ヴァレ監督はクリスマスにケベック市郊外の山小屋に訪れており、そこで心臓発作を起こして亡くなったとみられているという。
ヴァレ監督は、週末にゲストをもてなす準備をしていたと情報筋は語っており、さらに彼は12月25日になくなり、翌朝に発見された可能性も高いと付け加えている。
ヴァレ監督は、健康愛好家だった。禁酒し、常に体を鍛え、時には極寒の環境で長時間呼吸を止めるという「Wim Hof’s extreme breathing methods」というメゾットも実践していたそうだ。
現地時間12月27日、監督が亡くなったことが大々的に報じられ、多くの著名人が悲痛な思いを明かしている。『シンプル・フェイバー』などのポール・フェイグ監督は「信じられないほど悲しい。なんてことだ。彼は信じられないほどの才能のある映画監督でした。彼の家族に多くの愛と哀悼の意を送ります」とつづった。
My god, this is so unbelievably sad. What a huge loss. He was an incredibly talented filmmaker. Sending much love and condolences to his family. #RIPJeanMarc https://t.co/a511cPKLz6
— Paul Feig (@paulfeig) December 27, 2021
さらに「ビッグ・リトル・ライズ」でヴァレ監督とともに仕事をした女優のシェイリーン・ウッドリーやリース・ウィザースプーンもコメント。「完全にショックをけている」「私の心は打ちひしがれている」とそれぞれの思いをつづっている。
My heart is broken. My friend. I love you. https://t.co/dvh63E8K7I
— Reese Witherspoon (@ReeseW) December 27, 2021
さらに、カナダのジャスティン・トルドー首相も「ジャン=マルク・ヴァレの映画製作とストーリーテリングに対する情熱は類まれなもので、その才能もそうでした。彼の作品と芸術を通して、彼はケベック、カナダ、そして世界中に足跡を残しました。彼の突然の死を悼みながら、私の思いは、彼の家族、友人、そしてファンの皆さんと共にあります」とコメントを発表している。
Jean-Marc Vallée’s passion for filmmaking and storytelling was unmatched – so too was his talent. Through his work and with his art, he left a mark in Quebec, across Canada, and around the world. My thoughts are with his family, friends, and fans as they mourn his sudden passing.
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) December 27, 2021