さかのぼること2017年、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主人公ジャック・スパロウをめぐって、ある訴訟が起こされたが、その訴訟に新たな展開があったようだ。
ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウは、2003年に『パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち』で初めて登場し、ジョニーは2017年まで4本の続編でこの役を演じた。ジャック・スパロウの独自性は人気を博し、ジョニーの代表するキャラクターの一人となったのだ。
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しかし、2017年11月、作家のA・リー・アルフレッドIIとエゼキエル・マルティネスJr.がある訴訟を起こした。彼らは、ディズニーが自分たちの仕様書を『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主人公ジャック・スパロウのインスピレーションとして使用したと主張したのだ。2019年、この訴訟は連邦地裁判事コンスエロ・B・マーシャルによって棄却されたが、翌年、脚本が映画と十分に共通点があるとして、連邦第9巡回控訴裁判所によってすぐ復活した。
今回、新たにThe Hollywood Reporterが報道したところによると、アルフレッドとマルティネスはその後、修正訴状を提出し、今回マーシャル判事は「専門家の証言が矛盾している」としてディズニーの略式裁判の申し立てを却下したという。この判決は、訴訟を却下させようとするディズニーにとってかなりの打撃となる。
このジャック・スパロウをめぐる法的紛争が繰り広げられている一方で、ジョニー・デップも元妻アンバー・ハードとの法廷バトルを繰り広げている。さらにディズニーは、ジョニーが『パイレーツ・オブ・カリビアン』フランチャイズにいかなる立場でも復帰しないことを明らかにしている。
