ポルノ女優のメイトランド・ウォードが、11歳からハードポルノを見始めたという歌手ビリー・アイリッシュの発言に噛みついた。
メイトランド・ウォードといえば、1990年代に放送されたシットコム「ボーイ・ミーツ・ワールド」に出演したことで一躍有名になり、2019年にポルノ業界に転職したことで知られている。
そんな彼女が、12月28日(火)、TMZのインタビューに応え、ビリー・アイリッシュの両親の行為を「虐待」だと非難した。
インタビューの中でメイトランドはビリーの発言に言及。「なぜ彼女は11歳でハードポルノを見ていたの?誰が彼女の子守りをしていたのかしら?彼女にとって、両親とはどういう存在だったの?」と怒りをあらわにし、「彼女が責めるべきは両親よ。虐待なんだから。どんな子供も、そんな年齢でポルノなんて見るものじゃない」と続けた。
メイトランドが問題にしたのは、12月初めにビリーがラジオ番組で口にしたある発言だった。番組の中でビリーは、「女性として、ポルノは恥だと思う」と語り、小学生の頃からポルノを見始めたと告白。さらに、「脳が破壊された」と付け加えたのだ。
この発言を受けメイトランドは、ビリーの発言がポルノ業界にとって「非常に有害」だと指摘。
「ポルノは性教育として用いられるものではない」と述べたメイトランドは、「大人のための娯楽であり、それが私たちの仕事なの。それに、ポルノだとかセックスだとかを語るには、ビリーは若すぎると思うのよ」と語気を強めた。
なおメイトランドは、2022年7月5日に回顧録「Rated X: How Porn Liberated Me from Hollywood」を出版予定。この中には、シットコムのスターからどのような経緯を経てポルノ女優に転向したのかなどが赤裸々につづられているという。