女優リリー・コリンズのファンたちが、ある人物の伝記映画製作報道に激怒している。
1月6日(木)、米Deadlineがアップル社の新プロジェクトについて報じた。アップルスタジオが、名女優オードリー・ヘップバーンの伝記映画を製作するというものだ。
記事によると、監督をつとめるのは『君の名前で僕を呼んで』で知られるルカ・グァダニーノ、脚本はHBOのドラマ「VINYL-ヴァイナル-」などを手がけるマイケル・ミトニックが担当。そして気になるオードリー・ヘップバーン役は、女優のルーニー・マーラが演じることが明らかとなった。なお、ルーニー・マーラはこの作品のプロデュースも行うという。
ところがこの報道に激怒したのが、人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」などで知られる女優、リリー・コリンズのファンたちだ。
ツイッターではこのニュースについて、ルーニーを名指しした上で「リリー・コリンズこそがこの役を演じるはずだったのに」という声や、「プロデュースと、主役を演じる以外のことはもうリリー・コリンズがやってる!彼女だって、ルーニー・マーラにしてやられたと思ってるはず」といった怒りの声が多くあがっている。
さらにリリーのファンたちは、ヘップバーンが演じた名シーンを再現するリリーの写真も多く掲載。「リリーこそがヘップバーンにふさわしい」と主張しているのだ。
一方、リリーファンの主張に対し、ルーニーが映画『キャロル』などの作品でアカデミー賞を受賞していることなどから、彼女の演技力を評価する声もあがっている。
「ルーニーの方がふさわしいと思う」というあるユーザーのツイートには、「リリーのことは大好きだし、『エミリー、パリへ行く』もとても素敵だけど、彼女が『キャロル』に出演している様子、想像できる?私はできない」と付け加えられている。