米時間1月9日(日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルにて、第79回ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催。この授賞式に登場した大御所俳優と女優が話題となっている。
今年のゴールデン・グローブ賞授賞式は、主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)の不透明な金の流れ、協会内に黒人メンバーがいない、接待問題、セクハラ問題など様々なスキャンダルにより、度重なる批判を受け、放送局NBCが同賞授賞式の放送中止を決定。そのほか複数のメディアが参加しないことを選択し、テレビ放送やライブストリーミングは行われない異例の形となった。
今回の授賞式では、セレブリティーたちの式への参加はないことが発表されたが、そんな中、あの大御所俳優と女優が登場したことが話題となっている。
授賞式に登場したのは、映画『ハロウィン』などで知られる女優ジェイミー・リー・カーティス(63)だ。彼女はこれまで7度ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、2度の受賞を果たし、また過去には同授賞式で司会を務めた経験がある。
事前に録画された映像にて登場したジェイミー・リー・カーティスは、HFPAが毎年数億円の助成金を寄付している通年の事前活動に関するメッセージを伝え、「この事業で彼らと関われることを誇りに思います」と協会を称え、さらに「私は、何度か司会を務めたことがあります。そして、HFPAがその寛大な心で提供し続ける、大きなニーズと大きなサポートを支持し続けることに、敬意を表し、彼らと共に立ち上がりたいと思いました」と批判を受けている協会をサポートする理由を明らかにした。
さらに俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーも登場。「彼ら(HFPA)は、芸術と創造性を支援するためには、人生のあらゆる分野、世界のあらゆる場所から、新しい多様な声を育てなければならないことを理解しています。私はその恩恵を受けた一人です」と、批判を受け改革するため一生懸命取り組む協会を称賛した。