人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、自身がプロデュースする美容ブランド「Rare Beauty」のスタッフに向け、その働きぶりを称賛するメッセージを送り、話題となっている。
「Rare Beauty」は設立から10年間で、メンタルヘルスのために1億ドル(約115億7,809万)の寄付をするという目標を掲げている。そんな中、セレーナ・ゴメスは今回、この1年間でスタッフが行った社会貢献活動を紹介した。
1月10日号のThe New York Timesの一面には、セレーナが冬の休暇中、自社の功績を振り返っていたことや、2022年の計画がつづられている。
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この中でセレーナは、「社会から愛されるようなブランドにするべく、懸命に取り組んで下さったみなさんに感謝します。そのどれもが、みなさん抜きでは不可能なことでした」と、スタッフに向け感謝の気持ちを述べると、「『Rare Beauty』における私の目標は、自己受容の美しさ、そして個性を受け入れること、この2つを成立させることでした。これは、美容の観点からも最も必要とされているものです」と続けた。
そして、「このブランドの核心は、みんながある特定の姿になることを意図しているわけでなく、私たち一人ひとりがユニークで異なる存在であるということ、そしてそれは受け入れられるものであるべきだと認識することにあります」と付け加えたセレーナは、ブランド設立当初、自分達の「本物主義」を疑う声に勝つ必要があると考えていたとつづっている。
また「Rare Beauty」が昨年1年間だけで、120万ドル(約1億3900万円)もの金額を8つの助成団体に寄付したことも発表。さらにメンタルヘルスへの関心を高めるためのキャンペーンもスタートさせたという。
セレーナのメッセージは、「『Rare Beauty 』は一人の人間という枠を超え、コスメ用品という枠も超えました。これは私たち自身なのです。まだまだ若いブランドで、目標を達成するためには長い道のりが待っています。しかし、これまでに成し遂げてきたことを、私は心から誇りに思っています」と締めくくっている。