1月9日(日)に急逝したドラマ「フルハウス」などで知られるボブ・サゲット(享年65)が、亡くなる数日前に出演したポッドキャスト番組にて、新型コロナウイルスに感染していたことを明かしていたことがわかった。
俳優でコメディアンのボブ・サゲットは1月5日(水)、ポッドキャスト番組「A Corporate Time with Tom & Dan」にてインタビューに答えていた。
爆発的に感染が拡大している新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、「とっても人気者だよね。本当にうまくやっているよ」とジョーク交じりに語ったボブは、「でもいいヤツではない。気分のいいものではない」と付け加えた。
さらにボブは、「あれはデルタ株だったのか。もしかしたら合体したものだったのかもしれない。デルタ株とオミクロン株が共存していたタイミングもあったかもしれないからね」と、自身も感染していたことを告白。一方で、いつ感染したかについては明言を避けた。
そんなボブは、次々と変異株がうまれる新型コロナウイルスをコメディアンの立場に例え、「一時はオミクロンがデルタの前説のような立ち位置だったのに、いつの間にかオミクロンがすっかりビッグになって、立場が入れ替わっちゃったね」と笑いを誘っていた。
またこの番組でボブは、コロナ禍でも続けている観客前でのスタンダップコメディについて、「もし客席が半分しか埋まっていなかったとしたら、『あぁ、これはガッカリだ』なんて思うんだろうな。でも開演間際になって、200人くらいのお客さんが突然やってくるんだよ。『今ボブを見とかなかったらいつ見るんだ?ヤツはコロナで死ぬかもしれないのに。さあ、見に行ってやろうぜ』ってね」と、冗談交じりに話していた。
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