1月10日(月)、モデルのニカイラ・リヴェラが自身のYouTubeを更新。2020年に姉のナヤ・リヴェラを失って以降、自身の生活に起こった変化について語った。
公開した動画の中で「2020年7月、私と私たちの家族は大きな悲劇に見舞われました」と切りだしたニカイラは、「姉の訃報を聞いたとき、本当に大きなショックを受けました。私の家族も同様です。突然足元に敷いていたカーペットを引っ張られ、転ばされたような衝撃でした。自分の心の中にあった暗闇が、大きくなっておそいかかってきた瞬間でした。未来のことも、自分のことも、何も考えられなかった。だた、痛みしかありませんでした」と当時の悲痛な胸の内を告白した。
ドラマ「glee」などへの出演で知られるナヤは、2020年7月13日に死亡が確認された。4歳になる息子ジョージー・ドーシーくんと、カリフォルニア州のピルー湖でボートに乗っていた際、そのまま行方不明となり、5日間にわたる捜索の末、遺体となって発見された。
ニカイラは、その後の自分自身について、「あの心の痛みは、私自身がこの世界で何か良いことを見つけない限り無くならないと気づいたのです」と語ると、「それからは、自分探しをすることにしました。ストレスで2年間吸っていた電子タバコをやめました。やめることは簡単ではありませんでしたが、やめた途端、力がみなぎるような気分になったのです」と続けた。
さらに「もうなんだってできる気がした」と付け加えたニカイラは、「日記を手に入れて、自分の心境をつづるようになりました。セラピーにも通い始めました。これまで他の人のためにやっていたけど、やりたくなかったことに『ノー』と言うようになりました。自分を第一に考えるようになりました。今は毎日自分の気持ちを観察して、心を大切に過ごすようにしています」と生活の変化を明かした。