キルスティン・ダンストが、トビー・マグワイアとのキスシーンを振り返っている。
このたび「W Magazine」のインタビューに登場した女優のキルスティン・ダンストは、2002年の映画『スパイダーマン』にて、監督のサム・ライミや主人公スパイダーマン役を演じたトビー・マグワイアらと仕事をした際のできごとを振り返っている。
2002年の『スパイダーマン』といえば、逆さづりになったスパイダーマンとキルスティン演じるヒロインMJのロマンティックなキスシーンが有名だ。キルスティンによると、彼女は撮影当時、このキスシーンがここまで話題になるとは思っていなかったという。
インタビューの中で、「あんなに有名になると思わなかったのよ」と明かしたキルスティンは、あのキスシーンの裏側を明かした。
キスシーン撮影当日、現場には雨がふっていたため、キルスティンはトビーの鼻に雨水がつたっていたのをよく覚えているという。
「雨水が彼の鼻にはいっちゃって、しかもスパイダーマンスーツのせいで息ができなくなっていたの。夜も遅かったし、キスシーンをするようなムードではなかったのよ」と現場の様子を明かしたキルスティンは、「監督のサム・ライミからこのシーンの台本を渡されたとき、彼がいかにこのキスシーンを作品の象徴的なものにしたいかが伝わってきたの。トビーが逆さづりにされているところを見てしまうと、どうしてもそんな風に感じられなかったんだけどね」と付け加えた。
その上でキルスティンは、「この作品に参加できたことをとても誇りに思っているわ。すばらしいキスに見えるものね」と締めくくっている。
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