俳優のアレック・ボールドウィンは、昨年発生した撮影監督のハリナ・ハッチンスさんが映画撮影現場で死亡した事件で、まだ携帯電話を警察に引き渡していないという。現地時間1月13日に警察側が発表した。ニューメキシコ州の警察が携帯電話に対する捜査令状を発行したのは約1ヶ月前だ。
サンタフェ保安官事務所の捜査官は、アレックの携帯電話に事件に関連する重要な会話が含まれていると考えている。この事件は昨年10月に、ニューメキシコ州サンタフェのボナンザクリーク牧場で『Rust(原題)』を撮影中に、アレックが構えた銃が誤って発射されたことにより起こった。アレックはその後、テレビのインタビューで「引き金は引いていない」と主張している。
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12月16日、捜査令状が承認された後、死亡事件を捜査する主任刑事がアレックの弁護士にメールで捜査令状を通知し、彼は文書の受領を確認したと警察は述べている。
一方アレックといえば、インスタグラムに長い動画を投稿。そこで「僕が、僕の携帯電話について、要求や命令、捜査令状に応じていないというのはデタラメでウソだ」「これは、ある州が他の州に要請するためのプロセスで、このような事態は起こる」とコメントし、携帯電話を渡していないのは“プロセスが違いによるもの”ということを訴えていた。
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アレックが令状に従い電話を引き渡していないため、保安官事務所は現在、弁護士と交渉している状態にあるそうだ。
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