昨年大みそかに、99歳で亡くなった女優ベティ・ホワイト。「大の動物好き」として知られる彼女の遺志は、亡くなったあとも受け継がれているようだ。
1月17日(月)、ベティ・ホワイトの100歳の誕生日であるこの日、「ベティ・ホワイト・チャレンジ」とよばれるバーチャル・イベントが開催された。このイベントではファンに対し、動物保護団体やシェルターに、ベティの名前で5ドル(約570円)を寄付するよう呼びかけられた。
The Betty White Challenge. January 17th. #BettyWhiteChallenge
Please pass it on… pic.twitter.com/itufEumDE9
— Rex Chapman🏇🏼 (@RexChapman) January 3, 2022
ベティといえば生前、動物の権利活動家としても活動していたことで知られている。彼女はロサンゼルス動物園の環境を整えたり、絶滅危惧種を救うなど、多くの取り組みを行なっていた。
ベティの死去が報じられた際、アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)の会長が声明を発表。
この中で彼は、「ベティ・ホワイトは、人生をかけて動物たちを救ってくれました。地元のシェルターや動物福祉団体への支援、エンターテイメントにおける動物の利益と保護の推進、率先して里親となるなど、その活動は多岐にわたるものだったのです」とつづり、「ベティは全米の弱い立場にある動物たちに対し、常に思いやりのある支援者でした。本当に、惜しまれる存在です」と付け加えた。
またベティは2011年に、「Betty & Friends: My Life at the Zoo」というタイトルで著書を発表しており、この中でも動物たちへの愛をつづっている。
さらに、彼女はかつて、Entertainment Tonightのインタビューにて、「私はただ、人間より動物が好きなだけ。シンプルなことよ」と語っている。