2020年4月にイギリス王室のシニアロイヤルを離脱したヘンリー王子。ヘンリー王子の離脱に際し、イギリス政府は税金を使った警察による警護はつけないことを発表した。
そんな中、ヘンリー王子はイギリス警察に対し「自費」での警護を要請。しかしこれがイギリス政府により却下されたことで、ヘンリー王子側は徹底抗戦の構えを見せている。
この度、ヘンリー王子の代理人が声明を発表。声明では「ヘンリー王子は生まれてから生涯、保安上のリスクにさらされることになります。彼は王位継承順位6位に位置しており、アフガニスタンでは2度、戦闘任務につきました。また近年、ヘンリー王子とその家族は、ネオナチや過激派から脅迫を受けているのです」と主張。さらに、「王室という組織での役割は変わりましたが、依然ロイヤルファミリーであることに変わりありません」と続けた。
また、「サセックス公爵ならびに公爵夫人は、個人で民間のセキュリティー会社に警護を依頼しています。しかしイギリス国内において、民間企業では警察と同程度の警備を行うことは難しいでしょう。十分な警護なしで、彼とその家族が帰国することはできません」と付け加えられている。
そして、「イギリスはつねにヘンリー王子の故郷であり、妻と子供たちにとって安全な場所であってほしいと願う国です。しかし、警察による警護なしでは、大きな危険がともなうことになるでしょう。ヘンリー王子は、2年近く求め続けていたこの申し出が許可されることで、問題が解決することを願っています」と締めくくられている。
ヘンリー王子と妻メーガン妃の間には、2歳になる長男アーチー君と、王室離脱後に誕生した7か月の長女リリベットちゃんがいるが、現時点でエリザベス女王とリリベットちゃんの面会は叶っていない。
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