コメディアンで俳優のビル・マーレイ(71)が、ワシントン・スクエア・パークにて突然、リサイタルを開催。このサプライズに歩行者たちは元気をもらったようだ。
ビルは、チェリストのヤン・フォーグラー、バイオリニストのミラ・ワン、そしてピアニストのヴァネッサ・ペレスとチームを組み「I Feel Pretty」などを披露。また「It Ain’t Necessarily So」では、通行人に一緒に歌うように促した。そのほか、ビルはローレンス・ファーリングヘッティの詩を朗読。ローレンスもこの公園で時間を過ごし、詩にも登場する場所だと説明した。
しかし、その後「警察が、マイクをオフにしろって言っているから、バラバラになろう!」とビルが告げ、その場でリサイタルは終了となった。
ビルといえば最近、ウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』や、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』に出演している。
また、昨年ドイツの新聞FAZのインタビューに応えた際、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『アントマン』シリーズ最新作『Ant-Man and the Wasp: Quantumania(原題)』に出演すると発言したことが話題に。インタビューで、すでに知っている監督と仕事をするのが好きかという質問を聞かれ「最近、僕はマーベル映画を作ったんだよ」とコメント。しかし、次の瞬間、ビルは「多分君には言わないけど、気にしないで」と発言し、思わず口にしてしまったことをごまかす様子を見せた。そして「私がなぜこのようなプロジェクトを決めたのか、驚く人もいるけど、僕にとってははっきりとしていた。この監督(ペイトン・リード)のことを知って、彼をとても気に入ったんだ」と続けていた。