モデルのベラ・ハディッドが、長期間にわたりメンタルヘルスの問題で苦しんでいたことを明かしている。
ベラ・ハディッドは今回、WSJ誌のインタビューに登場。このインタビューの中でベラは、「精神的に不安定」であったことを明かし、「外出のたびに写真を撮られると思うと、服を着て家を出ることに対して不安がおそってきた」と語った。
その上で、「この1年で、周りの人が私のスタイルを気に入ろうが気に入るまいが、それは関係ない。これが私なんだからって思えるようになったことはとても重要だったわ」と語ったベラは、「今は毎朝家を出る時に、着ている服が自分を幸せにしてくれるか、着ていて快適で気分が上がるものか、という点を大切にするようになったの」と、自分のスタイルを貫くようになったと付け加えた。
なおベラといえば昨年、インスタグラムにて10代の頃から大人になるまで、ほとんどの期間をうつ病や不安障害に悩まされてきたと告白した。
「私の社会に対する不安感は、20代になってから徐々におそってきたものだったの」とインスタグラムでつづったベラは、「神経を落ち着かせて外に出るためには、一杯お酒を飲まないといけなくなった。それもあって、全く外に出たくなくなったの。仕事の合間には、ひたすら寝込んでいたわ」と明かした。
そして、「社会の枠組みに入れられて、毎日13時間も仕事して。これでは自分の体が持たないってわかった」と続けた。
その後も、泣いている姿を複数回SNSに投稿するなど、メンタルヘルスの問題をオープンにしてきたベラ。
インタビューの中で彼女は、今でも体調に波があることを告白したが、それでもSNSに投稿したことは後悔していないという。
「外の世界を見てみると、自分と同じような経験をしている人や、同じパターンの人がいることに気づくことができて、気が楽になるの」と明かしたベラは、「私の投稿がインスタグラムで求められているものなのかどうかはわからない。でもそれならそれでいいの。ずっとインスタグラムをやり続けるわけではないしね。現実は目の前にあるモノ。それが私にとって重要なのよ」と語っている。